はじめに
50代からのソロキャンプは「無理をしない・快適さを重視する」が成功のカギ。体力や環境の変化を考えつつ、自分のペースで自然を楽しめるのが最大の魅力。準備をしっかり整えれば、不安より楽しさが勝ります。
1. ソロキャンプの魅力と現実

■ 魅力
- 誰にも気を使わない自由な時間
- 自然の中でリフレッシュ効果
- 自分だけの空間
誰にも邪魔されず、自分だけの空間で、自分だけの時間を過ごす贅沢ことが最大の魅力です。
■ 現実
- 設営・撤収はすべて自分でやる
- 天候や気温の影響を受けやすい
- 夜は想像以上に静かで不安になることも
すべて自分次第なので、責任もすべて自分です。
ある意味、自分を磨くのにもってこいの技術を習得できます。
2. 最初に揃えるべき基本装備

■ 最低限これだけは準備しよう
- テント(設営が簡単なもの)
- タープ(日除け、雨避け※必ずではないがあると便利、テントにセットもあり)
- グランドシート(テントの下に敷いて湿気や冷気を防ぎます)
- テーブル、チェア
- 寝袋(季節に合ったもの)
- マット(地面の冷え、寝心地対策)
- ランタン(LED推奨)
- バーナー or カセットコンロ(推奨)
- クーラーボックス(適度なサイズ)
- 救急セット(絆創膏や常備薬など)
- 焚火道具一式(焚火台、シート、はさみなど)
テント選び(設営しやすさ重視)

テントを選ぶ時に気をつけたいのは、初めは見た目のカッコ良さなどではなく、できるだけシンプルで設営が簡単なタイプを選ぶことが大切です。
複雑なものだと設営に時間を取られてしまい、気づいたらもうすぐ日暮れだ!なんてことになりかねません。
初心者におすすめのテント
- ワンタッチ or ドーム型が初心者向け
ソロキャンプならこの2つのタイプのどちらかで十分対応できます。ワンタッチテントとは折り畳み傘を開くように展開できるテントです。これならあっという間に設営できますし、何より楽ちんなのでかなりおすすめ。
ドーム型テントとはドームの形をしたもので、骨組みとなるポールの組み立てもシンプルで初心者に最も適したテントです。このタイプはいろんなメーカーが取り扱ってるので、好きなところで選べると思います。
タープ(日除け、雨避け)

タープの扱いには少々手こずるかもしれないですね。
特にロープワークの知識が必要となりますので、回数重ねていくうちに覚えていけばいいと思います。もちろん最初からチャレンジするのも全然OKです。
なくてもいいのですが、あれば日除け、雨避けにと重宝するのがタープの存在です。
グランドシート

テントを張る際に一番下に敷いて使います。
用途は地面からの冷気や湿気を防ぐことや、石ころとか枝など、地面に落ちてる障害物からテントを保護するためです。
テーブル・チェア

今はソロキャンプ用と称したテーブルやチェアがたくさんあります。
できれば店頭に出向いてサイズ感など確かめて購入する方がいいです。
50代は一度腰掛けると立ち上がるのに一苦労する年齢ですので、上下運動、立ったり座ったりがしやすい高さのチェアをおすすめします。
寝具(ここはケチらない方がいいかも)・マット

疲れを癒す睡眠はとても大切。ということで今度は寝具選びといきましょう。キャンプで使う寝床に必要なものは次の2つ。
- 寝袋(シュラフともいいます)
- マット
まず寝袋ですが、選び方としては季節を重視して選ぶのがポイントとなります。
例えば夏の暑い時期なら湿気を通す素材のもや、乾きやすい素材のタイプ。春秋なら少し寒さにも対応できる3シーズンタイプだったり。
冬シーズンなら氷点下にも対応できるタイプと、使用する季節・環境に併せて選ぶことが重要です。
マットは寝袋の下に敷いて使うもので、主に下からの冷気の遮断や地面の凹凸を軽減するために使います。これがあるのとないのとでは寝心地が格段に違います。
他にもコットと呼ばれる簡易ベッドや、空気を注入して膨らませて使うこんなのあり!みたいな究極のエアベッドもあります。ここはお好みでどうぞ。
ちなみに私はインフレーターマットという簡易エアマットとコットを愛用しております。
ランタン

初心者の方に是非ともおすすめなのはLEDタイプのランタンです。燃料系のランタンも憧れるところではありますが、ここはグッとこらえてLEDランタン一択でいきましょう。
何より取り扱いが簡単ですし、火の心配もしなくていいから安全です。
バーナーorカセットコンロ

熱源としてオススメなのがカセットコンロです。
アウトドア用のバーナーもたくさんありますが、とりあえずカセットコンロがあれば事足りるはずです。カセットコンロがあれば朝食作るときもわざわざ火を起こす手間も省けます。
クーラーボックス

使い方は説明しなくても大丈夫でしょう。ただサイズはしっかり考えた方が良いかもしれません。
使う人数によってサイズも変わりますから、ソロでの使用ならそこまで大きくなくてもいいですが、ファミリーなど4、5人でつかうならそれなりの大きなサイズが必要になります。
補足ですが、アウトドアメーカーではなく、釣具メーカーのクーラーボックスもおすすめです。保冷力が抜群ですから。
救急セット

これは応急処置程度の準備で大丈夫です。絆創膏や胃薬、頭痛薬(痛み止め)など王道の薬があれば良いのではないでしょうか。
焚火道具一式

キャンプといえば焚火!といっていいくらいの必須イベントですよね。これがないとキャンプじゃない!くらい重要課題です。
ただ焚火するにも準備しなきゃいけないものがありますからご注意を。
- 焚火台
- 焚火シート(防炎シート)
- 火バサミ
- 火消し壺
- 耐熱グローブ
- 消火剤
以上11のアイテムをご紹介しましたが、どれも欠かせないものばかりです。
「こんなに必要なのか」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
ですが自然の中で生きるためには最低限必要なものです。
中でも是非準備しておきたいのが焚火シート、火消し壺、消火剤の3点になります。
近頃山火事のニュースを目にしますが、あれはほとんどが人的ミスでの出火と言われていて、ちょっとした油断があれだけの大きな被害になります。
どうしてもその場を離れなければならない場合は、面倒でも一度しっかりと鎮火させましょう。
3. キャンプ場の選び方(失敗しない基準)

■ 初心者向け条件
- トイレがきれい(これ結構大事)
- 車を横付けできる(オートキャンプ場)
- 管理人が常駐
- 売店あり(これあると便利です)
→ あんまり山深い場所はできたら最初は避けた方がいいかもです。
ただこれだけ条件が良いとなると、それなりにキャンパーも大勢います。
早めのチャックインで、できるだけ良い場所を確保するのがおすすめです。
おすすめの場所は管理人さんに尋ねると教えてくれます。
4. 設営の基本手順(これだけ覚えればOK)

■ 流れ
- なるべく平らな場所を選ぶ(傾斜地は避ける)
- テントを設営(テントを張る前に木の枝や石ころを取り払っておこう)
- 寝床を作る(マット→寝袋)
- 火器(焚火台、コンロ)を準備
設営、準備のポイント
・テントを張る時は地面の状態、風向きを考慮する
・テントの下になるところは、木の枝や石ころを取り払っておく
・設営の前にチェアとテーブルを組み立てておくと、休憩場所ができる
・ペグは必ずしっかり打ち付ける
・なるべく明るいうちに完了する
5. ソロキャンプの食事(シンプルが正解)

■ 初心者おすすめメニュー
- 焼くだけ(肉・魚)
- 煮るだけ(鍋料理)
- レトルトカレー
- カップ麺
ポイント
・凝った料理は慣れるまで堪えましょう
調理も明るいうちに終わらせる方が無難です。
日が暮れると作業が思うようにはかどりません。
6. 安全対策(ここは絶対に外さない)

■ 必須ポイント
- 天気予報を必ず確認
- 防寒対策は多めに
- スマホの充電確保(モバイルバッテリー)
- 無理な行動をしない
■ 50代だからこそ大事
- 疲れたらすぐ休む
- 夜の行動は最小限
キャンプ場のエリアの雨風注意報が出ている時は要注意です。無理は絶対に禁物!不安だったり自信がないときは思い切って中止する決断をしましょう。
7. よくある失敗と対策
■ 失敗① 荷物が多すぎる
→ 最初は「最低限」でOK!まるで家のリビングに居るような道具は必要ありません。
■ 失敗② 寒さ・暑さ対策不足
→ 「1枚多く持っていく」これおすすめです。暑さ対策としては、保冷剤を首に巻いたり、ポータブルファンを利用したりします。
とにかく熱中症だけは避けたいので、水分もしっかり摂るようにしましょう。
■ 失敗③ 完璧を目指す
→ 7割できれば上出来
キャンプは失敗ありきですので心配しないでください。
失敗したなぁ、と思うことがあれば次のキャンプではうまくいくようにまたチャレンジです。
8. ソロキャンプを長く楽しむコツ
- お気に入りの道具を少しずつ揃える
- 季節ごとの楽しみを知る
- 「頑張らないキャンプ」を意識する
私なんかは最後の「頑張らないキャンプ」推奨派です。
まとめ
50代からのソロキャンプは「競わない・無理しない・楽しむ」がすべて。
最初から完璧を目指す必要はない。1回やってみると、想像以上に気持ちが軽くなる。
必要なのは特別なスキルではなく、「少しの準備」と「やってみる気持ち」だけ。まずはそこから始めましょう。
なんなら最初は車で車中泊でもいいんです。外で飯を作り、食し、炎と戯れ、車で寝る、これでも立派にキャンプです。





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